
すべての製造工程は、衛生管理されたクリーンルームにて行われ、交差汚染防止の為オペレーターの出入りも含め一方通行にて管理されています。オペレーターは防塵服を着用しエアシャワーを通って構内に入場、製品の保管等に樹脂製のパレット・保管箱を使用するなど衛生管理の徹底を図っています。
紙カップ製品の製造工程

1.原紙搬入 |
カップの原紙を工場内へ搬入します。この原紙には扇形にカップのデザインが印刷され、ラミネート加工が施された状態で、ロール状に巻かれています。 |
2.胴紙の切り抜き |
ロータリーカッターにて、原紙からカップの胴体となる「胴紙」を切り抜きます。胴紙を切り抜いた後の切れ端は、リサイクルペーパーにするため全て集められます。 |
3.カップの成型 |
成型室内に移動します。成型機内で胴紙をカップの形に成型し、熱風により加熱しヒートシールします。同様に底紙も圧着し、トップカールは成型後加圧し、フラットなフランジを成型します。 |
4.各種検査 |
成型室から空気の圧力で検査室に移動し、カメラと金属探知機で異物や変形を検査します。 |
5.箱詰め・出荷 |
一定量にスタッキングした後、梱包、箱詰めして出荷します。 |
導入設備
カップ成型機(Horauf(ヘラフ)製) |
型抜機(ロータリーカッター) |
検査機 |
カメラ |
金属探知機 |
クリーンルーム |
エアシャワー |
陽圧ルーム |
